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作成者別アーカイブ: notoseien
令和7年3月5日 能登半島地震から復活の日へ前進
2024年1月1日に発生した能登半島地震から15カ月が経ちました。 12カ月目にようやく珠洲工場にも水道が復旧しました。 水道が来たことによって電気を通し、ようやく製塩装置を動かすことができ始めました。そして、今、地震により100m以上の海底隆起があった海岸から海水を汲み上げることに取り組んでおります。 まだ試運転ですのでお客様にご提供できる塩を作れてはおりませんが、一歩一歩前進ができております。 桜が咲き、本格的な春を迎えるころには塩生産も軌道に乗るのではないかと想定しております。 長らくお待ちいただいたお客様には大変感謝を申し上げるとともに、多くの方々にご支援を賜りましたこと心より感謝を申し上げます。 いくつかの課題もございますが、まずは前へ進みだしていることをご案内申し上げます。
令和7年2月6日 (立春からの大雪)隆起した海からの取水への取り組み
2025年2月の立春の時に今季最強の冬型が来て北陸にも一時大雪警報が出されました。 毎日、雪かきをせざるを得ない方も多いと思います。 弊社の塩生産拠点の珠洲市片岩町にも雪が降っています。風が強く積雪はあんまりないようです。 さて2月に入り昨年の地震発生以来一年越しでようやく水道が復旧し電気を通すことができました。 次にすることは、100mほど隆起した海からの取水をどうするかです。 海からポンプを使い海水を工場内まで取り込む作業を行うことになります。 風雪が強いと海際まで近づけません。 天気の回復を待って取り掛かる予定です。 うまく海水を工場内まで取り込めるといいんですが・・・。
令和7年1月 一年越しに水道が復旧いたしました
能登半島地震、水害と災害が続き珠洲工場もストップしたままでしたが1月ようやく水道が復旧しました。 長かった~! 塩生産はこれから準備段階に入ります。 電気を通電し、機器類が正常に作動するかのチェックや清掃作業が必要になります。 機器は一年間海水に浸ったまま時が止まっていましたので洗浄には時間を要するかもしれません。 一歩というか半歩進んだ状態でしょうか。
訃報のお知らせ
弊社代表取締役社長 加藤典子が11月30日に逝去いたしました。 ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます。 なお、通夜・葬儀は既に終えておりますことをご案内申し上げます。 本来であればお世話になりましたすべてのお取引先様にお伝え申し上げるべきではありますが 本ホームページでの告知になりますこと、また事後のご案内になりましたこと 何卒ご容赦頂きたくお願い申し上げます。 有限会社 能登製塩
令和6年能登半島地震による海水塩 状況のご報告
海水塩 再生産にかかる状況をご報告申し上げます。 1月1日の能登半島地震 工場建屋の被害は不幸中の幸いで意外にも小さいものでありましたが、建物の外壁、トイレのタイルなどの崩落に対しての修繕のため外装工事、内装の補修、製塩装置の震災後初試運転と修理等を行わなければなりません。 幸いにも珠洲工場のスタッフは無事でしたが、スタッフの家屋に大きな被害を受けた状態です。 しかし、一番の問題は従来海水を汲み上げておりました海岸が100m以上にわたり隆起したために汲み上げができなくなっていることです。 3月に入りようやく遠くなった海岸から海水を汲み上げることができるかの可能性を水道業者、ポンプ業者を交えの話が進み始めました。複数社のお見積りをお願いをしている状態です。 また珠洲市内の一部は水道が回復しましたが、工場近辺の回復は5~6月と予定されており水道がくるまで時間を要しそうです。 まだ多くの問題を抱えたままではありますので海水塩再開の時期は未定です。しかしながら一歩前進を始めることになりましたことをご報告申し上げます。 しばらくは様々な場面でご迷惑をおかけするかと存じますが、今後とも引き続きお力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 4月8日時点 海水を汲み上げるために関係業者さんへ見積もりをいただいたりして塩の再生産に向けて進めております。 海岸が隆起してしまった場所から工場を見たときに画像です 5月2日 水道の復旧が待たれます。 海水を汲み上げるためのポンプやパイプを引く見積もりで何社かいただきましたが、工事にかかるにしても電気工事をして水道が通っての話になります。一部、他社の製塩業者さんが塩の生産開始の報道もありましたが弊社での状況は未だ再開目途は未定です。 ○5月31日 能登半島 能登町あくあす能登さんの海洋深層水からの塩を支援いただくことになりました。 珠洲工場の復活はまだ見通せていません。 5月22日には珠洲市役所へ片岩町の海岸にポンプ、パイプを設置可能にするために申請に出向きました。工場の裏手から海岸べりまで105mあります。この距離に設置するのは費用もバカになりません。 珠洲工場の珠洲市片岩町海岸付近は国定公園での普通地域という区域になっており勝手に建築物を設置することはできません。そこで役場に申請書を提出します。 ? 足元に生えている草の下が地震以前は海岸でしたが、今は写真のようにはるか向こうになっています。 工場復活までに在庫の塩は切れてしまいそうで苦慮しましたが、同じ製塩機を使用している能登町ふれあい公社さんの製塩に支援をいただけないかと訪問をさせていただきました。 ご縁あって、支援をいただけるということで塩を分けていただくことになりました。 塩単体での販売は致しませんが塩を使った関連商品には活用をしたいと思っております。 その際には能登町あくあす能登さんから取水した海洋深層水で作られた塩を使わせていただきます。どの商品が対象なのかは後日ご案内をいたします。 あくあす能登さん あくろす能登さんが取水する海洋深層水とは 7月1日能登半島地震発生から丸6カ月経過しました。 珠洲市片岩町の珠洲工場付近にはいまだに水道が復旧しておりません。珠洲市内から山を越えてくる途中の大谷峠のトンネルが崩壊しているためです。 トンネルの復旧は2~3年先ではと言われています。 山を越えて抜ける迂回路は作られていますが、大きな車両の通行はできません。 … 続きを読む