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ミネラルと活性酸素

注目の米国栄養医学者 ジョナサン・ライト博士
(Cure & Care 創刊2号 扶桑社発行 記事より抜粋)

活性酸素は、細胞の老化やガン化と深くかかわっています。皮膚細胞も例外ではなく、ミネラルを十分に摂取している人とそうでないひとでは、肉体的な若さが違います。
活性酸素は、簡単にいうと体内の脂質を酸化させる物質です。例えば加齢により皮膚にシミが増えますが、これも酸化された脂質(過酸化脂質)のもたらす結果です。過酸化脂質が細胞内でDNAを傷つけると、細胞はガン化します。過酸化酸素は、取りこんだ酸素を体内で消費(活用)する過程で自動的に作り出されるので、食べ物をエネルギーに変える時も、仕事や運動をするときも、眠っているときでも、人間が生きて呼吸をし続ける限り、活性酸素の発生を抑えることはできません。
 もちろん、人間には活性酸素に対抗する防衛機能が備わっていて、その機能になくてはならないのが、ビタミンであり、ミネラルです。ビタミンA・C・Eの抗酸化作用がそうです。その抗酸化作用を助けるのがミネラルです。
 また、活性酸素を予防する防衛機能のひとつにSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という物質があるのですが、SODの生成には亜鉛、マンガン、セレニウム、銅などが必要不可欠です。
 活性酸素はいわば細胞をむしばむサビです。細胞がサビつけば、万病のもと、老化の原因です。ビタミンA・C・Eとミネラルは活性酸素を退治し、無力化する強力な助っ人ですから、多め多めに摂取してしかるべきです。
ミネラルは食事からだけでは十分に摂取できません
病気になったり、年をとってくるとそれだけ体内でミネラルが消費され、全体として慢性的な不足状態になっていると考えれます。病気でなくても、例えば成長期の子供や妊娠期、ストレス状態にあるときなどは亜鉛やカルシウム、鉄、マンガンが多量に消費されて不足してしまうものです。
 そんなときは健康な人でも食べ物での摂取では間に合わず、様々な欠乏症状や体の不調をきたすようになります。とくに食べ物だけでは不充分なミネラルは亜鉛、セレニウム、クロム、銅、マンガンです。
 ミネラルはビタミン同様、自然な土壌と水・海水から自然に与えられている栄養素です。食品加工されるとその過程でどんどん失われてしまいます。精製・加工された食品摂取が多い現代では、サプリメントによる補給の必要があります。

 

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