何が良い塩なのか?! ●●●●
高純度の塩化ナトリウム塩(精製塩)が、健康に良くないのではないかという論調は、
食や健康への意識の高い方には、当たり前になっていると言っても良いと思われます。
塩の専売が廃止されて以来、日本でも様々な塩が製造・販売されるようになりました。
それらの自然塩、あるいは天然塩と呼ばれるものの中で、何が良い悪いの基準になる
のでしょうか? ⇒塩の種類参照
●ポイント1.加工塩か否か
国内の産地の名称をつけて天然塩や自然塩の名称で販売されている「伯方の塩」や「赤穂
の塩」などの「○○の塩」のほとんどは、海外から輸入した塩田の塩(精製度が高く、塩化ナ
トリウム99%以上)を、国内の工場で地下水などで溶かして、そこにニガリ(塩化マグネシウ
ム)を添加して加熱により再結晶させています。当然、自然の海に含まれるミネラルバランス
は崩れてしまっています。
高純度の塩化ナトリウム塩に市販のカルシウム剤やニガリをそのまま加えても、それらのミ
ネラル類は、体に吸収されにくいのです。
●ポイント2.低温製法か否か
自然塩(天然塩)の性質を決める最大のポイントは、製造時の温度にあります。
塩が精製される工程で高熱が加えられると、塩素とナトリウムが強固に結合します。強く
結び付いた塩素とナトリウムは体内に入っても分離しません。
塩が、体内で塩素とナトリウムに分離するか否かが、体に良い塩か否かのポイントとです。
尿や汗として排泄されるべき塩素が、ナトリウムと固く結合したまま体内に残っていると、
高血圧を引き起こします。
ですから、古来の製法で製造した塩だから一概に良い塩だとは必ずしも言えません。
伝統文化を保存、継承することは勿論大切ですが、何よりも大切なのは、健康を維持
することですから。