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令和6年能登半島地震による海水塩 状況のご報告

3月14日時点の海水塩 再生産にかかる状況をご報告申し上げます。

 

工場建屋の被害は不幸中の幸いで意外にも小さいものでありましたが、建物の外壁、トイレのタイルなどの崩落に対しての修繕のため外装工事、内装の補修、製塩装置の震災後初試運転と修理等を行わなければなりません。

幸いにも珠洲工場のスタッフは無事でしたが、スタッフの家屋に大きな被害を受けた状態です。

しかし、一番の問題は従来海水を汲み上げておりました海岸が100m以上にわたり隆起したために汲み上げができなくなっていることです。

3月に入りようやく遠くなった海岸から海水を汲み上げることができるかの可能性を水道業者、ポンプ業者を交えの話が進み始めました。複数社のお見積りをお願いをしている状態です。

また珠洲市内の一部は水道が回復しましたが、工場近辺の回復は5~6月と予定されており水道がくるまで時間を要しそうです。

まだ多くの問題を抱えたままではありますので海水塩再開の時期は未定です。
しかしながら一歩前進を始めることになりましたことをご報告申し上げます。

しばらくは様々な場面でご迷惑をおかけするかと存じますが、今後とも引き続きお力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇4月8日時点 海水を汲み上げるために関係業者さんへ見積もりをいただいたりして塩の再生産に向けて進めております。

海岸が隆起してしまった場所から工場を見たときに画像です

海岸隆起画像